中2です。親友と違う学校になっちゃった事を、1年のときはずっと悔やんでいました。
今でも仲良しだし、学校もつまらないわけではない。普通に楽しく笑っていられるし、勉強だってできる方です。生徒会にも入っているし、吹奏楽部でもファーストです。
なのに私は、家に帰ると意味もなくイライラして、泣きたくなるんです。ちょっとしたことで、悲しくなる。
何でだろう。
私は幸せなはずなのに。幸せな気分になれないんだ。誰かにわかってもらいたい。誰かに教えてもらいたい。
どう生きたら、自分をスキになれるの
どう生きたら、泣かなくていいの
どう生きたら、幸せになれるの
友達の前では、意味もなくニコニコして、心はいつも叫んでるよ。
幸せになるってどういうこと?
自分をスキになりたいよ。そしたら幸せになれるかな。 PN.ジュリー
「幸せなはずなのに、幸せな気分になれない」と苦悩するジュリーさん
これまで幸せをどんなふうに考えてきただろう。
【普通に楽しく笑っていられる】→幸せになれる
【勉強だってできる方です】→幸せになれる
【生徒会にも入っている】→幸せになれる
【吹奏楽部でもファーストです】→幸せになれる
ジュリーさんの考える【幸せの条件】を満たしたけれど、幸せは見つからない、思い通りにならない結果に、とまどっているんだね。
で、次は「自分をスキになりたいよ」という心の叫びを、【幸せの条件】にしようとしているようだね。
【自分をスキになったら】→幸せになれる
・・・というふうに。
【幸せの条件】を目的にして生きるのは、どんな感じたろう?
それは、山の頂上に立つという結果を目的にして、そこに至るプロセスを感じないでいるようなもの。
けわしい山道を登るとなだらかな斜面にほっと一息つく
足を滑らせた時に見つけた見知らぬ綺麗な花
汗をぬぐいながら登ればそよ風が心地よい
山の頂上に辿り着くまでの一瞬一瞬を楽しむとき、
山を登る幸せが感じられる。
幸せはゲットするものではなく、感じるもの。
幸せは結果ではなく、“今”という時間のつながりのなかにある。
これまでにどんなときに幸せだなあって感じたかな?
ジュリーさんは何をしているときの自分が好き?
ありあまる富
ほらね きみには 富が あふれてる
時々自分を哀れんだり、いじけたり、ないものねだりしたり、そういうの「自己憐憫(れんびん)」と呼ぶ。英語だと「self pity」試験には出ないと思うけど。「不幸のオリンピックゲーム」とか「悲劇のヒロイン中毒」というのもあるくらい、際限がなくなると怖い。そんな時、ガハハ、テヘヘ…って笑い飛ばしたり、解毒する歌とか見つけたい。
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