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6月号: とりあえず性は語るもの

メール 大人の考え方についていけない


外に出て遊びにいくことを、男友だちをつくることをひどく心配する大人たち。
アタマの中で「彼氏ができる≒子どももできる」が成立しているからタチが悪い。
マスコミが一般化しつつある若者像のイメージが強くて、自分の娘がはっきりと見えていないらしい。
経済的に自立するまで辛抱するしかないのかな。

 

繁華街はアブない、っていうけど、家の中がアブない!

学校の教師はもっと手ごわい。
「本能から性的な行動をとるかもしれない、恋愛ごとは勉強の邪魔」と。


心理的に引き離されると、かえって相手を意識して、逆効果になるような気がしてならない。

なにをやっても、子どもの意見が彼らの耳より奥に届くとは思えないのです。


 PN,シルバー    

 

セクシュアリティって?


 性意識をめぐって大人との間に深〜いギャップを感じているんだね。


《子どもの意見が彼らの耳より奥に届くとは思えない》

《経済的に自立するまでは辛抱するしかないのかも》

子どもであることで理不尽な思いをしながら、経済力次第で諦めるしかないならば、そりゃあ憂うつだ。

「セクシュアリティとは、両脚の間ではなく、両耳の間にあるもの」と言った人がいるんだけれど、意見が「耳より奥」に届かない関係では「両耳の間にあるもの」が軽視されるでしょう。


「両脚の間」だけがクローズアップされ、そこでふくらむ「妄想」

それこそ、その人の持つ性意識がバレバレになっているのに。

《マスコミが一般化しつつある若者像》のように、一般化して性を語ることがどれだけつまらなく腹立たしく貧しいことか。
一般化すると一人ひとりの「両耳の間にあるもの」が見えなくなるし、それをやりとりする面白さはなくなってしまう。

一般化しないためには、個々の気もちや体験を語ろう。

周りの大人は、どういう人とどんなふうに付き合ってきたのだろう?

一人ひとりに問いかけてみてよ。

どういう人に心ひかれて、どのように選択し、どのように行動し、どんな関係を作るかは、性別や世代では括れない。一般化できない。一人ひとりちがうもの。だから面白い。

誰かに従うのでも抗うのでもなく、あなたの性はあなた自身です。

 

♫雨の日と月曜日は RAINY DAYS AND MONDAYS 

兄妹ユニット、カーペンターズの1971年ヒット曲。去年の6月は1968年作品「雨に濡れても」を紹介したけど、こういう昔のヒット曲が流れると、じーちゃん、ばーちゃん、とーちゃん、かーちゃんの昔の恋バナが聞けるかもしれない。

えっ?そんなもん聞きたくないって。それなら聞かなくてもいいよ。

けど、けっこう話したがるかもしれない。語らないとわからない、意外な一面を知るかもしれない。

 

何もかもしっくりこなくて、しかめっ面の時、黙りこくるんじゃなくて、口ずさんでみて

 

♪Rainy days and Mondays always get me down

♪雨の日と月曜日はいつも気が滅入ってしまう

 


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