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10月号:月並みに輝く

クロイヌさん。

 

なにかやろうとすると、相手の顔を伺っている

なにか言おうとすると、相手の反応を気にしている

で、何もできない、何も言えない、何もしない

期待に応えようとする自分がツライです


(PN ポカリ)

 

 RE: 

ポカリさんは、自分を縛る「期待」の存在に気づいたんだね。
その「期待」の正体は?
それは、どんな表情している?
どんな声?

 

期待が大きくなると、不安がふくらむ。期待と不安は釣り合っているからね。
ある程度の不安は誰でも持っているし、共存しているけれど、あまりに期待がふくらむと、不安もふくらむ。

だから、不安が大きくふくらんでのさばる時は、ふくらませすぎた期待にしがみつかず、手をはなそう。

すると、期待はシュルシュルと現実サイズになって、手のひらにおさまるサイズになるから。

 

月並みに輝け 結束バンド

 「月並みですが・・・」と謙虚に謙遜するフレーズがあるけれど、「月並み」っていい言葉だね。

文字面だけ考えたら、「月なみ」だから、かなりデッカいはずなんだけど、「月並み」の月は「毎月」という意味のようで、「非常にありふれていること。平凡なことまたそのさま」と辞書には記されている。
 
ところで、プロスポーツ選手でも、ユーチューバーでも、ゲーム作家でも、自分はなんでもなれるはずと思う「偽りの万能感」は子どもの得意技だ!

何にだってなれる、どこにでも行ける! そう思って、夢を描く子ども時代。
だけど、成長するにつれて、叶わぬ夢がある。夢は破れる。

失敗、挫折・・・、ままならないこと、自分のできなさ加減を知るのが、思春期。

それは、決して不幸なことではなくて、自分でなんでもやろうとする自分依存からの脱却それこそが思春期の終わり、自立へのスタートラインなんだ。

それに、行き詰まった時にこそ、できないからできることが見つかる。一緒にやってくれる人や手助けしてくれる人が見つかる。殻が破れる。
それが、自立。


誰かの期待に応えようとか、なんでもひとりでやらなきゃと思う必要もない。
豊かで幸せな、他人と共に生きる自立。

  

TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』に登場する極度の人見知りで陰キャな少女・後藤ひとり。個性豊かなメンバーと「結束バンド」という名のバンドを組み、共に成長していく姿が共感を予呼んだ。

キャッチコピーは「陰キャならロックをやれ!

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アナログレコードが人気を呼んで久しいけれど、デジタル併用のカセット再生機器も売り出されているね。
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スピーカーを活用して、捨てずに置いてある古いラジカセ、まだまだ使えそう。人生は巻き戻せないけど。


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